フランス旅行 Le Touquet-Paris-Plage

　北フランスの　Le Touquet　(ル・トゥケ)に行ってきました。
エルビスの友人でよくフランスに行く人がいるので「カレーから近くてかわいい街」があるかどうか聞いてもらったところ　''Le Touquet　is lovely.''　との返事だったので即決。（・▽・）

　ブルージュに行った時と同じ時間のユーロトンネルを予約したのでまた早朝から子供をたたき起こして車へ乗り込みました。
　前回は、トンネルに到着したのがチェックインぎりぎりで冷や汗をかいたので（私だけ）　今回は余裕をもって「3時45分に出発！」と前の日から言ってあったのですが、一番支度に時間がかかったのが　エルビス。　
　あ、ちなみに本人は優雅に髭剃りをしているので　スーツケースとか荷物は、ぜーんぶ私が車に積み込みました。
　結局予定より30分以上も遅れてしまったので　私があたふたしているというのに
　「このジャケットと　こっちと　どっちがいいかな～」　と　のんびり言うので
　「もう　どっちでも　いいよ　それそれ！」　と　てきとーに返答したら　数日後には、雪が降ったのでかなり寒い思いをしたようです。　は　は　は。

　出発したと思ったら
　「ガソリンがない。」　＞エルビス
　
　こ、この～・・・・・　(-"-;)　　
　
　何だかかんだ無事　車ごと電車に乗り込み　フランスまでの30分間　全員で爆睡。
　
　
カレーから　高速道路を使って　40分くらい走り目的地に到着しました。（フランス時間で9時ぐらいだったかな。）
　途中でエルビスが　「あ、ここゴルフで来たことがある。」と　突然思い出したようです。
ここは、''the most elegant holiday resort of northern France ''　そして　ゴルフでも有名な所らしいです。


　決めたのが　イースターぎりぎりだったので街中のホテルはすべて埋まっていました。
　それでも　予約したホテルから中心地まで徒歩10分・・・　のはずだったのですが、、。

　　車を駐車場に置いて　とりあえず街まで歩くことにしました。
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　松ぼっくりを拾って　ぽ～い、と投げてみたり

　　　　　　　　　　　　　　　　　わ～　きれい～　と　チューリップを触ってみたり

　　　　　　　　　　　　　　　　　寄り道しながら　ぶらぶら歩いているうちに　30分以上経過。

　　　　　　　　　　　　　ここに泊まりたかったんだよねぇ～　と　横目で眺めながら通過。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あぁ、、何だか空が暗くなってきたよ、、　急ごうよ！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ぎゃ～～　降ってきたー！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　エルビスは、アンナを担いで（笑）　走る、走る。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　開店したばかりの店にとりあえず　とびこみました、。

　　「おなかすいた～。」　「つかれた～。」　「ホテルにいきた～い。」
　　いつものことですが　早朝からこれです、、、　

　　　このオレンジジュース　甘くておいしかった～。


　　　　　　　　子供達がおいしい、おいしいというので一口もらったら　甘かった～　（笑）

　少し待っていたら　やむかなーと思っていたのですが　雨は、本降りに。。

　　子供達は、もう歩けないというので　エルビスと子供達は車に戻ることになりました。
　「16時までチェックインできないから　部屋には、入れないよ。」と言ったのですが　それでも帰ると聞かないので　仕方なくバイバイ。
　　　　

　さて　一人になった私ですが、とりあえずせっかくきたのだから海を目指して歩くことにしました。　Le Touquetのことをネットで調べていたのですが　日本語の情報が皆無。　なーるほどアジア人なんてどこにもいません。　とりあえず有名な（たぶん）チョコレート屋さんだけは地図に丸をつけてあったのですが　どこに何があるのかさっぱりわかりません。
　でも　とてもわかりやすい街で　目抜き通りを中心に碁盤の目のようになっていました。
後で調べたら　このリゾートは、1876年にパリの新聞「フィガロ」のオーナーによってつくられたとのこと。比較的新しい街なんですね～。　道理で街までの道がディズニーランドのようだったんだ、、（笑）

　　到る所にケーキ屋さんがあり、その度に　わ～　と一瞬思うのですが、この時　まだ私はピロリ菌の薬を飲んでいたので（涙）とても食べる気分になれず　素通り、、。

　あ、この店！
　調べていたら　「ここは、逃しちゃいけないよ。」と書いてあったところです。
ちょっと見えませんが　かわいい青い猫のマークがついていました。
　自分では、とても食べる気になれなかったのですが　お友達にお土産を買いました。
　　「ここ高すぎるわ、」　と　イギリス人女性二人が中から出てきました。　爆
　確かにスーパーのチョコレートよりは、高いけど。。　笑

　　この時は、まだ土砂降りだったのでレンズにも雨がついてしまっていますね、、。
　

　このお店は、カラフルでとてもかわいいお店でした。
　たぶん缶詰屋さんだと思うのですが、、。
　

　今となっては、何で中に入らなかったのだろう、、と悔やまれますが　今度行ったら何か買ってみよーっと。

　　　　　　　　　　　　これ　イギリスで持っていたら　目立ちそうですね～　
　　　　　　　　　　　　　あ、イギリスじゃなくても　目立つか。（笑）

　　　　　　　　　　　　　　　　このお店は　てきとーに歩いていたら見つけました。
　　　　　　　　　　　　　　　　中に私好みの雑貨がたくさん置いてありました。

　　　　　　　　　　そろそろ海かなぁ。。

　　　　　　　　　　　　　　　　リゾート地ですから　賑やかになるのは、夏。
　　　　　　　　　　　　　　　　閑散としていました、、。　しかも大雨だし。
　　　　　　　　　　　　　　　　何だか　むなしくなってきました、、

　　　　　　　こんな感じの建物（ホテル？）がたくさん建っていました。
　　　　　　　夏は、イギリス人で埋まるんでしょうねぇ、、　（笑）


　　　　　　　　　　　　　　　　　普段　独り言は、あまり言わない方ですが、
　　　　　　　　　　　　　　　　　「さびし～ぃ！」　と　つい。
　
　　　　　　　　　　　　　でも　ほら　夏はこんな感じになるみたいですよ。＞Posh seaside resort

　　こんな日に遊んでいる人は、いないだろう、、と思ってたら　黄色いレインコートを着たファミリーが遊んでいました。　イギリス人のような気がします。。（笑）
　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　わん。

　　街まで歩いていく途中で　別のわんこと目が合っただけで激しく吠えられたので（恐）　ちょっとドキドキしながら　一枚だけ、。　ピンとも合ってないし　震えてる？　爆
　　この日は（土曜日）　週に一度のマルシェがあるとい情報をつかんでいたので（←大げさ）早朝ロンドンを出てきたわけですが、、　見つからない。
　でも　みんなかわいいマルシェバスケットを手に持って歩いています。
人が多い方へ歩いて行ったら　　あった　あった～！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　わ～　　新鮮だ～


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　このトマトの入っている箱が欲しかった、、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　好きな人には、たまらないんだろなー。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私、食べられないんですよねぇ、、　こういうの。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　目がいっぱい～　違

　　　　　　とにかく大きいマルシェでした。
　　　　　食料品だけではなく、衣料品もたくさん売っていました。


　　　　　　　　　ホワイトアスパラガスだー！　

　　先ほど書きましたが、とにかく食欲がなかったのでこの日探していたのは、「マルシェバスケット」のみ。
　　みんな色とりどりのかわいいバスケットを持っていたので　「バスケット、バスケット、」とブツブツ言いながら探しました、、（笑）
　　すでに家にいくつバスケットがあるかなんて　どーでもいいのです。

　　あった、あった！
　　一応　他にももっと安いお店がないか探しましたが　こんな感じのバスケット売っていたのは　このお店だったので　じーっ、と見ていたら　お店の人に話しかけられました。

　　　　　　　　　　「これもいいよ～　」
　　　　　　　　　　「こっちも　かわいいよ～」　　　　たぶん。　爆

　　　えー、私のフランス語。　10までしか数えられないし　後は挨拶程度。
今回　「これ下さい。」　を　何十回も家で練習していたので（子供達にも大笑いされた）　それだけは自信があったのですが　ここでは、全く役立たず。
　　ケーキの名前は、わかるんですけどねぇ、、　笑

　これと、これと、これと　・・と　決めたのは、いいのですが　10以上の数字がわからない。爆
　　　　私の計算とおじさんの計算が食い違っているようで　・・・　うーん、と困っていたら　通りすがりの人が助けてくれました。
　　3つ買ったので　安くしてくれたのでした。（笑）　ありがと～　おじさん。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ただこのバスケット達　雨でびしょぬれでした、。

　ここでは、アジア人を一人も見かけませんがでしたが　ジロジロ見られることもなく　みんなとても優しい方ばかりでした。　パリの店員さんは、イギリス人よりも恐いので（笑）　どうも　フランス人＝冷たい　というイメージがあったのですが　地方によって違うんですね～。
　

　イチゴの叩き売り（？）をしていたので　3箱ゲット。
　甘くておいしかったー。
　朝は、クロワッサンを一口食べただけだったので　1箱ぺろりと平らげました。
　この日は、いろいろタイミングが悪くて　このイチゴが最後の食事になったのでした、、。

　　　　　　　　これが買ったバスケット。
　　　　　　　　中に二つ入っているのですが、見えませんね。　（妹に一つお土産）
　　ちなみに　このバスケットの手の部分、、　皮だと思うのですが　重たい荷物を運んでいたら　パリン、、と割れました。　ふ。　　雨のせいかなぁ、、
　　

　　この時点では、大満足していたので　ふら～り、ふら～り、と歩いて見つけたのがこのお店。
　鼻血が出そうなくらい　かわいい物が並んでいました。
　どうしても　これが欲しくて　じーーーっと眺めて迷っていたら　お店の方が英語で話しかけてくれたので　ちょっとお話しました。
　　
　ちょっといいお値段だったので　迷って迷って・・　オーナーの方の　「一点もの」という言葉に　やられた～　と思い購入決定。
　　＊どこかで見かけても　絶対私に言わないで下さいね～　（笑）

　　いざラッピングの段階になって　入れる袋がない、と　バタバタとオーナーご夫婦が探して下さったのですが　見つからない、、。
　　紐でぐるぐる巻いてもらうように頼んだのですが　紐もない。。
「困ったな～　〇〇ホテルまで歩いて行かないといけないんですよ、、」　と　言ったら
　
　「今から私達　家に帰るところだから　車で送っていってあげるわよ。」と　ご夫婦。
　
　よーく見たらドアの近くにマルシェバスケットが置いてあって中に野菜が、たくさん入っています。旦那さんが帰る準備をしていました。
　　フランスのお店は、お昼休みがあるのをすっかり忘れていたのですが　どうやら私は、閉店5分前に店に入ったようで　私が　じーっと悩んでいる間　ずっとお店を閉めるのを待っていて下さったようです。
　
　　見知らぬ人の車に乗って　どこかで殺されたら、、と　一瞬頭の中を過ぎったのですが　ま、そうなったら　それまでだ。　と　覚悟を決めて　お願いすることしました。
　いやいや　本当に話していて親切な方だったし　帰る準備をされていたので大丈夫だと確信は、ありました。＾＾

　　行きは、子供達と一緒に歩いてあんなに時間がかかったのに　帰りは車で5分でした。（笑）

　　ホテルの前で降ろしてもらい　何度も何度も手を振って見送ってくれました。
　　あぁ、、　なんて優しい方達なんだ。。
　　一瞬でも疑ってごめんなさい。


　　　あぁ、、忘れていた。
　　　子供と旦那がいたのでした、、。
　　車の中を見たら　あ～　いたいた。　まだチェックインできないということで　4時間以上も車の中で待っていたようです。（笑）

　エルビスが　私の荷物を見て「それ　抱えて帰ってきたの？？」　とびっくりしていたので
　　
　　「まぁ、聞いてちょうだいよ、。　それがねぇ、、」
　と　イチゴをみんなで食べながら　1時間以上　また車の中で待っていました。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく。