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ありがとう、GG。
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「GGが亡くなった。」と義父から聞いた時は、いずれはこの日が来ると覚悟していましたが やはりショックでした。ここ1年くらいは、記憶が曖昧になってしまっていてエルビスの顔もわからなくなってしまっていたので義両親は介護でかなり大変だったらしいです。
 95歳 大往生、、 といえども やはり寂しいものですが眠るように逝ったと聞いた時は ほっとしました。
 GGとの思い出の記事。こちら

イギリスでお葬式に出席するのは、初めて。
今回一番驚いたのが、お葬式までの日数です。GGは、夜 眠っている時に亡くなって朝義父が発見したため 一応警察を呼んだり色々手続きに時間がかかったので お葬式の日取りがなかなか決まらず結局ほぼ2週間後でした。日本みたいにお通夜もないし お葬式当日まで全然実感がありませんでした。
 遺言で先に天国に旅立った最愛の奥様と同じ場所に埋めてほしいとの事だったので 集合はお墓の前。
集まったのはいつものメンバー、義両親、義妹家族と初めて会ったエルビスの従兄弟。
 
 この日はちょうど地下鉄のストと重なってしまったので 渋滞に巻き込まれてしまって私たち、遅刻しました。汗 ところが肝心のGGの到着が遅れたので ぎりぎりセーフ。待っていてくれたのかな~ なんて思いました。笑
 土葬と聞いていたので 一体どうやって埋めるのかと不謹慎ですが興味があったのですが かなり深い穴が掘られていました。周りには、緑のカーペット?のような物が敷いてありました。躓いて穴に落ちたら大変、、と思っていたのですが 私が見てない時に甥っ子がふざけて転んで隣の墓石に頭を打ちそうになったそうで落ちる人もいるのかもしれない、、危ない、危ない、と思いました。

 私たちが到着して間もなく 霊柩車到着。
数人の方に担がれて御棺が運ばれてきました。この時 雨がぽつり、ぽつりと降り始めました。
 義父が真っ赤なバラを一人、一人に配りました。
とてもいい香りのするバラだったのですが エルビスが「これは、David Austinか?」と義母に聞いていましたが スルーされていました。苦笑。
 
 御棺の中に本当にGGが入っているのか ちょっと信じられない思いでした。
御棺が穴の中にするすると引き下げられて神父さんがお祈りを始めました。
すると冗談のようにぽつり ぽつりの雨が大粒になり ヒョウのようになり もう神父さんの声は雨の音でかき消され 何を言ってるのかさっぱりわかりませんでした。爆
 もうみんな心の中でGGの仕業に違いない、、って この時は笑っていたようです。
神父さんは、傘なんて持っていないのでびしょぬれ。

 そして これまた信じられな事にお祈りが終わってバラを御棺の上に一人一人投げ入れた後雨はぴたりと止みました。

 みんな、GG!
 とか Thanks Dad!!

 と 空に向かって苦笑。

 エルビスは、あれは GGがばーちゃんにやれ、って言われてやったに違いない、と笑っていました。
私には、GGが杖を振り上げて かっ、かっ、かっ、と笑っている姿が見えた気がしました。
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GGは義父には厳しかったらしいのですが 義母の事は本当の娘のようにかわいがっていたし エルビスの事もお気に入りの自慢の孫だったようですし 私の事も本当に孫のようにかわいがってくれたので本当に感謝しています。 震える字で書いてくれた去年のクリスマスカードが 最後になってしまったなぁ。。
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                   お葬式の後 パブに移動。
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  この時自分がどこにいるのかさっぱりわからなくて ただ素敵なパブだなぁ、なんて思っていました。
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                 久々に再会した従兄弟達。
                 みんな大きくなりました。
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 特にじめっ、とした話もなくこの日初めて会ったニュージーランド出身で今ウィーン在住のエルビスの従兄弟が家族の写真を見せてくれたので みんなで へー とか ほーとか 楽しませてもらいました。
 シンガポールに家もあるらしく 以前シンガポールに住んでいた義妹夫婦と盛り上がっていました。
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 途中義父とエルビスとその従兄弟が下に行ってしまい何か話していたようです。
後でエルビスに聞いたら 毎晩義父がGGに ''God Bless''とおやすみの挨拶をして部屋を出る時にGGは必ず''God Willing’’と義父に答えていたそうなのですが、亡くなる前の晩 義父がいつものように''God Bless’’と言うと ''Night Son’’ と答えたそうです。
 その時は、何も思わなかったそうですが後から考えると ちゃんとお別れの挨拶をしていたのかもしれないと言っていたそうです。
 義父はこの日はブランデーを3杯くらい飲んでいました。

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 外に出ると快晴。
 さっきの雨は、一体なんだったんだろう、、という感じ。笑
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 外に出て初めて自分が川沿いにいるんだ、、と気づいたのですが これは・・・・ 汗
飾りなの?って義母に聞いたら 違うわよー、実際ここで何人もここで死んでるはずよーと。怖。
 ここは、かなり有名な老舗パブ Prospect of Whitbyで 1520年からあるそうです。ロンドンで最も古いリバーサイドパブらしいですよ。ウィキペディアにも載ってました。歴史に今日みのある方はここを読んでみて下さい。

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 なんか、ガツガツ食べる気分でもなかったのですが 私はムール貝を食べたら見事に外しました。苦笑。
初めてのパブでは、Fish&Chipsを食べるのが無難ですね、、。

  いずれは、やってくる死。
  命の重さ、見送る側の悲しみ、遺言、お葬式、介護、 私も子供も色々学ばせていただきました。
  
  ありがとう、GG。

 
  今までGGの事を気にかけて下さった皆様 どうもありがとうございました。
  
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Top▲ | by mappet | 2010-10-03 21:27 | イギリス生活あれこれ
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